どうなるB-KING

300km/h出る隼のエンジンを積み、斬新なデザインから話題を呼んだ「B-KING」の発売が迫っているわけですが、俺のまわりではそんな話さっぱり聞きません・・・まわりにバイク乗りがほとんど居ないのは悲しいですね.いつも一人相撲で.
さてそんなB-KINGにマーケティングの観点から、どういったものであれば売れるのか仮説を示す記事があります.

そう、過給器をつけて、200馬力オーバーのオートバイを作れば、全てのオートバイ乗りは、「掟やぶりだ」とつぶやくことだろう。「掟やぶり」。最高のフレーズである。
スズキの販売店の店員は、B-KINGに対して質問した訪問客に対して、「掟やぶりですから」と言ったあと、かすかに笑みを浮かべて、片方の口の端をわずかに上方に吊り上げるべきである。これで決まりだ。
そして、実際にB-KINGを購入したライダーは、休日の箱根に向う途中のパーキングエリアや、ナップスの駐車場にて、愛車に興味を示した人に対して、「掟やぶりですから」と言ったあと、かすかに笑みを浮かべて、片方の口の端をわずかに上方に吊り上げるべきである。これであなたは、バカな王様の仲間入りだ。つまりB-KINGである。
http://www.maderv.com/Diary050719/20050719.htm

バイクという乗り物は実用から程遠い乗り物*1ですから、人が乗ってたりするのを見て買ったりするところがありますのでこの仮説は結構強いですね.しかし残念ながら実際に販売される車体にスーパーチャージャーなどの加給器は取り付けられませんでした.
そのかわり

Riders will now be able to choose between three different kinds of power delivery simply by pressing a switch on the bars.
意訳: 3種類の出力をスイッチを押すだけで切り替えることができます.
http://www.motorcyclenews.com/nav?page=motorcyclenews.articles.articleCategory.article&resourceId=5641457&articleCategory=NEWS_NEW-BIKES

そういう機能が付ているようです.*2これはおそらくスバル・レガシーのSI-DRIVEみたいなものですね.まったり走りたいときはインテリジェンスモード、峠をガンガン攻めるならスポーツモード、高速をあわわkm/hで走るときはメガスポーツモードとかでしょうかw
それでもスーチャ付けて200馬力over + パワーを路面に伝えるための240極太タイヤは残すべきだったのかもしれません.ネット上のコメントなどを見る限りは値段が上がってもそうすべきだったのかも.ただ、最近の大型バイクは一般人に乗りこなせないほどの出力があるものも多いので、これ以上あげてしまうのは社会的にまずいかもしれません.そのためにSC付きB-KINGを所有する人はゴールド免許限定とかにするとかのハードルを設けたりすることで*3、よりB-KINGが羨望の的になり相乗効果としてみんなが検挙されないように安全運転してくれるかもしれないw
出力切り替え機能で燃費をアピールしつつ、SC付きバイクの所有という優越感をライダーに与えるとともに交通安全にも貢献できるかもしれない将来有望なバイクとしてしばらくヲチしていく所存.

*1:もちろん原付などでは実用車や実用を兼ねた車体が数多く見られます.

*2:この引用元記事が掲載されているサイトの信用度はわかりかねますが・・・

*3:転売の問題があるがここでは忘れる.